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猫のユリ中毒について


最近はガーデニングやフラワーアレンジなど草花がとても身近になりました。お部屋や玄関にカサブランカやテッポウユリやデイリリー、あるいは仏壇にまでよく飾られるようになりました。
ここで怖いのが猫のユリ中毒です。アロマ、香水にいたるまでユリのあらゆる部分に猫の腎機能にとって非常に強い毒性があります。急性だけでなく、徐々に毒性蓄積し、海外では「リーサルリリー」(必ず殺すユリという意味)と言われるほど取り返しのつかない腎不全から死をまねくこともあります。凛と咲いた姿が美しいユリですが室内飼いがすすんだ現代では注意が必要です。もちろん“ユリに強い猫”もいるのかもしれませんが、どうか愛猫で力試しはなさらぬよう気をつけてください。



コラム担当:副院長 渡辺 亜紀子

生まれる前から⁈さまざまな動物に囲まれ、動物なしでは人生が語れなくなってしまいました。それにしても、小さな命たちは人生をなんと豊かにしてくれるのでしょうか。出会うたびにいつも感激しています。